香水はマナーを守って使用しよう
化粧は、女性の身だしなみのひとつと言われています。
もちろん濃すぎる化粧は敬遠されますが、ノーメイクでもマナー違反とされてしまうのが難しいところです。濃すぎず薄すぎないバランスを見極める必要があります。同様に、バランスが難しいのが香水だと思います。濃すぎる香りは明らかなマナー違反になるどころか、人を不愉快にさせている可能性もあります。鼻が慣れている自分では香りに気付きにくいので、香水を使用する時にはより一層の注意が必要となります。
また、女性が使用するコスメには香りが付加されている物が多いですが、慣れてない男性にとってはそのにおいさえ気にある場合があることを覚えておいたほうがいいでしょう。例えば、ハンドクリームやヘアスタイリング剤の香り。それ自身は良い香りでも、過度に香ると悪臭と認識されてしまう可能性があります。もちろん、香水を好む男性もいますし好まない女性もいます。香りに関しては、日常的に使用しているかしていないかで許容範囲が変わってきてしまいます。
適度な香り付けであれば、自分自身に香水を振るよりも間接的な方が有効です。首筋につけると、体温で温められて上に香りが流れてしまうので人の鼻先を直撃してしまいます。スカートの裾に軽くつけておくくらいでも十分香ります。スカートの裾なのは、動くたびに香りを感じさせることができるためです。
また、普段持ち歩くハンカチが入った引き出しに香りをつけた試香紙を一緒に入れておくと、ハンカチを取り出すたびにほのかな香りを感じられます。さり気なさを意識して、マナーの範囲内で香りのおしゃれを楽しみましょう。